穂高は何とか笑顔を作り返すと、座敷に飾られたあずみの遺影を見つめた。 「本当はどこまで聞いてるんですか? それに、高志には……どこまで言ってあるんですか?」 ポツリと穂高は聞いた。 「それは」 「あの人が誰だったかおじさんは知ってるんですよね、でも高志にはまだ言ってないんでしょ? あずみを置いて、俺が過去から帰ってきた事以外……」 「とりあえず飯にしよう」