天使の羽根



 高志の気持ちを受け入れるも、絶対に引き下がる事は出来なかった。かといって、受け流す事も出来ない。

「ごめん」

「謝るなよ!」

「ごめん」

「謝るなって言ってんだろっ! お前がもし、本当に過去へ行ったんだったら、お前一人で過去に残ればよかったんだよ! 何であずみだったんだよ!」

「ごめん」

 最早、穂高にはそれしか言えなかった。