「もう……先に逝ってしまったあなたに、看取られるなんて、こんな幸せはない……」 「……あずみ……」 「ありがとう、名前、呼んで、くれて」 「……あずみ?」 「……ほ、だか……来て、くれて……ありがとう」 愛する人に名を呼ばれ、愛する人の名を呼び、あずみは最後に幸せそうに微笑むと、静かに息を引き取った。 「あずみっ?!」