はしゃいで遊び過ぎたせいか、キヨも百合も疲れたように寝てしまった。 あずみは、そんな二人を微笑ましく眺めると、そっと布団をかけてやった。 「お疲れ様。静かになったと思ったら、二人とも寝ちゃったのね」 土間から智子がひょっこりと顔を出す。 あずみはコクリと頷くと、そろりと二人から離れ、先ほどの続きをする為に腰を下ろした。 「元気だよねぇ、いつの時代も子供って」