天使の羽根


「そう言えば、プレゼント貰い損ねちゃったね」

 ふと、真っ直ぐに視線を伸ばすあずみが呟いた。

「ああ、あれ……」

 穂高は、チラリとあずみを流し見た。

 夕焼けに照らされた横顔が、いつにもまして奇麗に見える。

「そうだな。かばんの中に入ったままだし、帰ったらやるよ」