「もう、死のうなんて考えないでください。大成もそれを望んでいるはずがない……」 「道彦さん」 「とりあえず、この人たちを家に連れて帰りましょう」 コクリと頷いた智子を確認した道彦は、再び穂高に視線を移す。 「特に、あの男が軍に見つかっては一大事になる事は間違いない……とにかく話を聞く為にも家に……いいですね」