だが、道彦は更に、今度は穂高の髪を鷲掴みにする。 「いってーなっ!」 「しかも何だこの頭髪は!」 言いざま、月明かりに照らされた穂高の髪の色を見て、ギョッと目を丸くした道彦は、一層に鋭い目つきを突き付けた。