「うん、でも名前が智子……これってお婆ちゃんなんじゃないかな?」 そう言われて、穂高は思わず先程触れた唇に穂高は手の甲を宛がう。 「マジかよ!」 あずみは、解らないと言った様子だったが、一つの想像を口にした。 「もしかしてだけど、あたしたちタイムスリップしてきたんじゃないかな。初めはこの人があたしたちの時代に何らかの形でやって来て、そこにあたしたちが遭遇して……で、一緒に戻って来ちゃった、とか?」 「タイムスリップ?」