視線を向けた胸の上下も確認出来ないあずみが不安げに呟くと、穂高は蒼白の面持ちを引っ下げて飛び起きた。 「ちょ、マジかよ!」 あずみはすぐさま顎を上げ気道を確保すると、人工呼吸を施す体制を整える。 「あずみ、出来んのか?」 「うん、見よう見真似。でもこの前体験学習やったし……出来る事をやってみなきゃ」