そこまで力んだ意味が分からない穂高は、眉根を寄せ「何で明日なんだよ?」と、聞く。 すると、あずみは下唇をキュッと噛締めると、穂高のポケットを指差した。 その差されたポケットに、穂高は視線を落とした。 「だって、それ……だって」 ゆっくりと瞼を開けたあずみは、まだ目の前に差し出されていないプレゼントにホッとした様子だった。 そして、胸を撫で下ろすように安堵の表情を浮かべる。