天使の羽根


「名入れ、できます?」

「いいじゃん、名前掘ってもらえよ」

 高志が肘で穂高を突き、ほら、と穂高の脇腹を小突く。

「あ、いくら?」

「物だけなら千円、名入れで千三百円だよ」