淡々と返す穂高に、とうとう高志は立ち止まり苛立ちを爆発させた。 「あ~もうここ通るの十三回目!」 高志の叫び声に、穂高はやっと足を止めた。 「まさか! 何を買っていいのか解らないとか言うんじゃないだろうな?! あ?」 少し噛みつく振りをしてふざけて言ったつもりだったが、穂高の情けない程に落とした肩を見て高志はギョッと顔面を蒼白させた。