ガチャっとドアノブを回す音がして入ってきたのは数人の男。 数えたところ5人いる。 しかもそろいにそろってイケメン。 私は慌てて起き上がろうとするがその拍子に背中におとずれた鋭い痛みに眉をしかめた。 「あ、無理して起きなくて大丈夫だよ」 それに気付いた一人の優男みたいな感じのイケメンが近づいてきてそっと私を寝かせた。 「ぁ、ありがとう、ございます…」 かすれた声で礼を言えばにこっと笑われた。 その笑顔すら眩しくて直視出来ない。