「・・・・・・・・・」
教室中が、静まり返った。思わず、顔を上げる。
「・・・・・・・・・・」
先生が、黒板に名前を書く。
『行乃 雪弥』
・・・・いくの ゆきや?
その名前の通り、肌は雪のように白く、一つ一つの顔のパーツが細やかだ。髪の毛は灰・・・というより、銀だ。
「自己紹介」
先生が、転入生にこそっと言った。
「行乃 雪弥(くだりの ゆきや)です。琴平から来ました。以後、よろしく」
・・・・くだりの、か。普通の人は読めねぇよ。・・・つか、琴平ってどこ?
「「「「「きゃー!!!!!」」」」」
・・・・・キャー。時間差攻撃っスカ?頭イテェよコンチキショウ。
女子達の黄色い歓声は、男子+俺+先生+転入生の頭を貫いた。
「え~・・・え~っと、行乃君、とりあえず、あの席に座ってくれるかな?」
そう言って先生が指した場所は、・・・・俺の左の席。その席は壁際で、周りは男子しかいない。といっても、俺は女子だけど。
「わかりました」
行乃君が、隣の席に着いた。
教室中が、静まり返った。思わず、顔を上げる。
「・・・・・・・・・・」
先生が、黒板に名前を書く。
『行乃 雪弥』
・・・・いくの ゆきや?
その名前の通り、肌は雪のように白く、一つ一つの顔のパーツが細やかだ。髪の毛は灰・・・というより、銀だ。
「自己紹介」
先生が、転入生にこそっと言った。
「行乃 雪弥(くだりの ゆきや)です。琴平から来ました。以後、よろしく」
・・・・くだりの、か。普通の人は読めねぇよ。・・・つか、琴平ってどこ?
「「「「「きゃー!!!!!」」」」」
・・・・・キャー。時間差攻撃っスカ?頭イテェよコンチキショウ。
女子達の黄色い歓声は、男子+俺+先生+転入生の頭を貫いた。
「え~・・・え~っと、行乃君、とりあえず、あの席に座ってくれるかな?」
そう言って先生が指した場所は、・・・・俺の左の席。その席は壁際で、周りは男子しかいない。といっても、俺は女子だけど。
「わかりました」
行乃君が、隣の席に着いた。

