青い海

「告白の返事、ちょうだい♪」
ちょ~っとまて~!!すぐ隣に紗琥いるんですけど!?関係壊れたらどうするんだよ~・・・・。
「り・・・璃音?」
紗琥が少し怯えで私を呼ぶ。
「あ・・・ははっ」
もう・・・笑うしかないよ!?こうなったら!!
「笑ってないで、返事は?」
「はははっ・・ゴメンナサイ、ちょっと待って」
「5分だけ待ってあげるわ」
「ちょ・・・璃音!?」
紗琥の腕を掴み、部屋に戻る。そして一番奥の部屋にいって、叫んだ。
「どうしたらいい!?」
「なんで俺に聞く・・・?」
「・・・・女に告られたことあるだろ?」
「・・・まぁ」
「教えてくれ・・・・どうやってフレばいいんだ・・・・?」
「『ごめんなさい』と言う」
「言った」
「・・・なら何故『返事!!』って言ってくるんだよ?」
「理解してくれないんだ・・・」
優菜は自己中だ。そんな簡単に理解しようとしてくれない。
「・・・『お前のこと嫌い』って言えば?」
「・・・そんなひどいこと言えない」
「・・俺が言ってくる」
スクッと立ち上がり、優菜がいるところまで行った。
そして講義中。

ワーワーギャーギャーイヤーウルセー!!

は?『イヤー』と『ウルセー』って・・・なに?
思わず2人のもとに駆け出した。