ホテルで泉と合流し、話し合いが始まる── 「計画変更か。俺もそれは考えていた」 「C-4(シーフォー)を頼む」 「他は」 「スタングレネードと催涙弾を」 「解った」 相変わらず“あうんの呼吸”が素晴らしく、2人の会話が淡々と進んでいく。 そうして打ち合わせなど終了し、部屋から出て行く泉の背中を見送った健吾はベリルに目を移す。