ミッドナイト・キャナル

「協力出来ないというのなら構わない。遂行完了まで伏せていてもらいたいだけだ」

「す、遂行……?」

 愁いを帯びた瞳につい、「協力します」と言いそうになって焦った。

「聞いたら後には引けなくなる。考えて答を出せよ」

 発した泉の表情は険しい。

「お前は泉と」

「こっちだ」

 そう言って遠ざかるベリルの背中を見送り、泉があごで示す。