ミッドナイト・キャナル

「金髪か……外国人かな」

 彼とて興味が沸かない訳じゃない。

 防犯カメラに写っているわずかな映像を警察が調べ、

「細身の男性」という処までは断定出来たらしい。

 それをマスコミは、これまたおもしろ可笑しくかき立てる。

  そんな事を考えていたとき──

「!?」

 突然、目の前に金髪女性が姿を現して健吾は肝を潰した。

 彼を一瞥した瞳に一瞬、引き込まれたように体を強ばらせる。