ミッドナイト・キャナル

「ぐあっ!?」

「……えっ?」

 男のうめき声に目を開くと、苦しい表情を浮かべて畳にへたり込んでいた。

 その後ろに見える人影を、足から視線を上げていく。

「!? ベリルさんっ?」

「怪我は無いか」

「うん……」

 無事なのを確認し、未だ唸りを上げている男を一瞥した。