ミッドナイト・キャナル

「奴の武器を回収しろ」

 動かない事を確認し仲間たちに指示を出す。

 ベリルは両手を肩まで揚げて抵抗もせず、ただ男を見つめていた。

 とりあえず武器の詰まったベストを脱がせると見た目よりも重く、次に肩と腰のホルスターを外した。

「……」

 男はその姿に目を細める。

 武装が解かれていくに従い、ベリルの妖艶さが浮き出てくるようで目が離せなくなる。

 男性に対してあまり使うような言葉でもないと解っていても、その言葉がしっくりくるのだから仕方がない。