ただただ不思議だった 決して少ないとは言えない人通りの中 人目なんか気にもしないで真っ赤な傘をさす君 どんなに空を見上げても滴が落ちてくることはなくて それでも君はまるで自分の居場所を示すかのように真っ赤な傘を広げるんだ