赤い傘の女の子




『―――・・・って、馬鹿みたいですよね。毎年こんなことして、あたしがこんなんだと彼も天国に行けないですよね。』



って自嘲気味に笑う君






"そんなことないよ"


なんて言えなかった




"大丈夫だよ"


なんて言えなかった





どんな言葉も何だか嘘っぽく聞こえてしまうから



しばらく何も言えなかった