「ありがとう、愛音!!」 「いーえ!!椎奈のためだもん!!」 そうです。 あたしは、 男の人が嫌いなんです‥。 なぜだかわからないけど、《あの時》から苦手‥。 愛音は理由を知ってるみたいだけど‥ あたしには教えてくれない。 唯一話せる男子は、お兄ちゃんとお父さん、お兄ちゃんの友達の陸くんだけ。 あたしは男子に怯えながら、席に座った。 それから、先生が来て少し話してから、帰りとなった‥。