「いったぁぁい!!」

「‥ごめん。限界だった☆」

「‥ハハハ‥‥」

愛音に恐怖を抱いた‥。

「‥あのね?‥椎奈は病気だけど病院では治らない病気なの」

「‥あたし死んじゃうの?」

「うーん‥時と場合に応じて?」

「やだぁぁあぁぁ‥」

「最後まで聞こうね?‥その病気の名前は、恋の病よ?」

「恋の病?」

「うん。‥誰かを思うと、胸がキュッとなったり、ドキッとしたりするの‥」

「‥当てはまる」

「じゃあ、椎奈は恋病だよ!!」

「恋?」

「そうだよ‥椎奈は恋してるの!」

「‥そうだったのか‥。恋の病‥ね‥」


このモヤモヤは、『恋』だったのか‥。