そんな、今さら…。 だいたい、シュウちゃんが許してくれるはずないよ。 こんな、自分勝手な事をしたのに…。 「シュウさ、マジで杏ちゃんが好きなんだよ。それは、オレたちがよく分かってるから…」 純也くんの言葉に、胸がつまる。 「お昼に杏ちゃんが来た時もさ、あいつ、オレたちが馴れ馴れしくしたのが、嫌だったみたいなんだ」