「あれさ、実はオレたちが、無理矢理引っ張り込んだんだ。ごめんな」 「えっ?どういう意味?」 そう聞くと、純也くんは気まずそうな顔をした。 「シュウ以外はさ、オレたち彼女がいないから、女友達にコンパ開いてもらって…」 「まさか、シュウちゃんも行ったの!?」 デートをドタキャンしてまで? 「ごめん!頭数合わせで、嫌がるのを引っ張って行ったんだ」