何で、黙ってるの? 否定してよ。 違うって、杏が好きだって、そう言ってよ。 だけど、シュウちゃんは、ただ黙ったままだった。 「そっか。それが、シュウちゃんの答えなんだね」 否定はしないんだ…。 「もう、別れようシュウちゃん。明日から、私たちは、ただの同級生」