「あ…」 隠れていた茂みから、私たちは完全に出てしまってる。 そして、結菜と純也くんは、今にもキスしそうな勢いだった。 「杏!?何で、ここに!?」 「ごめ~ん。結菜…」 「おい!シュウ、邪魔すんなよ!」 「いつかのお返しだよ」 もちろん、4人の誰よりも、機嫌が悪かったのは…、 シュウちゃんだったのは、言うまでもない。