「私たちも!?」 えっ? どういう事? 純也くんと結菜は、黙ったまま視線をそらしている。 「ほら、早くしろよ」 シュウちゃんは、無理矢理手を引っ張って、私と一緒に教室を出る。 「シュウちゃん。何?何なの?」 状況が把握出来ず、オロオロする私を、シュウちゃんは睨んだ。 「鈍いな、お前は」 「何で、私が怒られるのよ~」 もう、涙目よ。私…。