今度こそ、照れ臭そうにしながらも、渋々、「いいよ」 って、シュウちゃんは言う。



と、思ってたのに…。


迷惑そうな顔で、小さなため息をつかれてしまった。



「純也たち、杏が一緒でもいい?」


「あっ、ああ。いいよ。むしろ大歓迎!」



なんて、気を遣ってくれてるのは、純也くんたちだけじゃん…。



「あっ、杏。私は、委員の仕事があるから、遠慮するね」



「えっ?結菜?」