「シュウちゃん!?」 何で、シュウちゃんがここに? 「杏…?何でお前が…?」 シュウちゃんは、目を見開いて、驚いている。 「シュウちゃんこそ、何で?」 雷は、まだ激しく鳴っているのに、今の私には、雨の音も、雷の音も聞こえない。 「オレ、お茶の葉探しに行かされてさ…」 「私もだよ!それで、雨に遭ったの」 これは、単なる偶然? それとも…。 神様がくれたチャンス?