「あっ、おはよ…」 振り向いたシュウちゃんの顔は、純也くんの言う通り、元気がない。 「杏…」 「何!?」 シュウちゃんから、話しかけてきてくれた。 嬉しくて、おもわず食いつく。 「オレたちってさ、けっこう有名なカップルだったらしいよ?」 「有名なカップル…?どうしたの?いきなり…」 「だから、これから噂されるって事。別れた事が…」