高校一年生、春。

都立一本で受けて、ドキドキしながら見に行った合格発表から早一ヶ月。

受かった人は喜び、落ちた人は落ち込む間もなく二次試験へ。

そんな中、第一希望を諦めて受かった俺は…どちらでも無く、ボンヤリとしていた。

そして卒業遠足があり、その次の日にはインフルエンザに感染。その日の昼にはあの東日本大震災の巨大地震。

その時に俺がとった行動は、携帯で彼女の安否確認。しばらく受験のため連絡をとって居なかった彼女の安否確認。

彼女が無事だと分かると、学校の友達、メル友、サイト仲間、色々な人を心配した。

そして高熱でクラクラする頭と怠い体を動かしリビングへ。テレビを見ると大津波警報と相次ぐ余震速報。携帯も地震速報で震えている。

地震が落ち着く前に倒れ込んだ俺は、また自室で眠っていた。

気が付くと7時前。外も部屋も真っ暗。ただ、携帯の着信を知らせるランプだけが部屋を照らしていた。