夢の中はとても不思議な世界だ。 動物が飛んだり。 私が動物になったり。 私はずっとさ迷い続けていた。 「あれ…?直己先輩。」 私の目の前に滝川直己先輩がいた。 「先輩!」 高校に入ってすぐに私は直己先輩に一目惚れした。 いつも明るく、バスケ部ということもあり、私達は付き合っていた。 まぁ、私のもうアプローチで。 しかし、そこにはいつもの先輩の明るさがなかった。