やがて、いつもの公園に着いた。 栞をうながして、ベンチに座る。 すぐに栞の肩に腕を回し、ピッタリ体が密着するように、引き寄せた。 あー、なんか俺、今日、余裕ないかも。 いつもは、少し話をしてから、最後に別れるときにキスするのに、今日はもう、むしょうに栞に触れたくてしかたない。 これも、あのOBのせいか? 俺、嫉妬してるのか? ちょっと、栞に言い寄ってきた男がいたってだけなのに。 ……俺、どんだけ栞にほれてんだよ。