なんか、悔しいなぁ。 私の言うことより、綾音の言葉を信じるってこと? そう思って唇をとがらせてると、大輔くんは、私の頭をポンポンとたたいて、にっこり微笑む。 あーぁ、まるで子ども扱い。 イヤになっちゃうなぁ。 ふくれていると、大輔くんは私の手を取った。 あ……、恋人つなぎ! 大輔くん、いつもは、普通につなぐだけなのに、今日は指をからめて手をつないできた。 今日に限って、どうして?