金髪王子2


きょとんと綾音の顔を見つめると、綾音は私の両肩に手を置き、眉を寄せて、私の顔をのぞきこんできた。


「あのねー。
まさか、あれだけ言われて、気がつかなかった、とか言わないでよ?」


「え? だからなにを?」


綾音が言おうとしていることが、まったくわからない。


すると、綾音はハァーっと大きくため息をついた。


「だからー、ねらわれてるって言ってるの!」


「ねらわれてる?」