「だから、結婚はその後になると思うけど。 ま、俺としては、学生結婚もアリかなーとも思うけど、それだとやっぱり生活が厳しくなると思うし……」 大輔くんは、そのあとも自問自答するようにいろいろ言ってたようだけど、 もう私の耳にはちゃんと入ってこなくて。 結婚、結婚、結婚、結婚……。 そ言葉だけがエンドレスに頭の中で流れていた。 そして、気付けば、いつもの公園。 ベンチに座った大輔くんが、カバンから、小さな包みを取り出している。