なかばやけになって、ブラウニーをひとつつかみ、大輔くんの口元に持っていく。 パクッ! 大輔くんは、満足そうにひと口かじった。 「うまい。栞も食べて」 えぇっ、これを? 大輔くんのかじった跡の残るブラウニーを見て……。 ムリッ! そんなの恥ずかしすぎる。 もうすでに耳は赤いと思うのに、さらに体温が上昇するのを感じて、 うらめしげに大輔くんを見あげると。