よしっ! こっそりガッツポーズ。 史学科も日本文学科も、同じ文学部にある。 それなら、共通する授業もあるだろうし、キャンパスでも一緒にいられるはず。 思わずにやけそうになる顔を押さえて、栞の声に耳をすませる。 『大輔くんは、何学科志望?』 『俺は、史学科』 『あ、そうなんだー』 栞の声が、ちょっとうれしそうに弾む。