お母さんはそれだけ言うと、電話の受話器を取り上げた。 きっと、おばあちゃんや、親戚のおばさんたちに報告するんだろう。 お父さんには、メールするのかな? キッチンを片付け、ラッピングしたブラウニーを持って自分の部屋に引き上げると、私はケータイを手にした。 大輔くんにメールを書く。 合格通知が届いたこと、 明日の放課後の約束のこと。 と、その途中で、コール音が鳴り響いた。 うわっ、大輔くん!?