「栞ー! 届いてたわよー!」 玄関から、お母さんの声。 朝から、私以上にそわそわしていたお母さんが差し出して来たのは、大学からの合否通知だった。 ダイニングテーブルに座り、お母さんが見ている目の前で封を切る。 内部推薦してもらっているんだから、絶対大丈夫って、わかってるんだけど、 封を切る瞬間は、やっぱりドキドキする。 そっと、中身を取り出すと……。 「合格!」