私がそう言うと、大輔くんは、一瞬目を見開き、でもすぐに、パッと顔をほころばせた。 「マジ?」 「うん。覚えてる?」 「もちろん……」 そう言って微笑む大輔くんが、喜んでくれてるのがわかって、私もうれしくなる。 大輔くんもあのときのこと、覚えてくれてたんだね。 私の大切な記憶を、大輔くんも共有してくれてるのが、すごくうれしい。 同じ思い出を、同じように思い出せるのって、こんなにうれしいんだな。 ちょっぴり照れくさいけど、打ち明けてよかった。 そう思っていたら。