すると、私の心の声が聞こえたみたいに、大輔くんが口を開いた。 「菊地から聞いたんだ」 「綾音から?」 「あぁ」 大輔くんは、綾音から、私が今日ここに来てるはずだという話を聞いたときから、今現在までのできごとを、順を追って話してくれた。 その途中で、高部先生もやってきて向かいに座り、私たちの前にコーラを置いてくれた。 大輔くんの話が終わると、高部先生は私に聞いてきた。 「どうだ? 栞、状況は把握できたか?」