カウンターへ向かった高部先生を見送り、私と大輔くんは、近くの4人掛けのテーブルに席を取った。 並んで座った大輔くんの顔をそっと見あげる。 こんなに近くで大輔くんの顔を見あげるの、久しぶりだな。 今さらだけど、ドキドキしてきた。 私を心配して来てくれたんだよね、大輔くん。 わざわざ、聖慶大まで。 うれしい……。 でも私、ここに見学に来ること、結局大輔くんには言わないで来ちゃったのに、なんでわかったんだろう?