学食の建物に飛び込む。 だが、そこで、はたと立ちすくんでしまった。 げっ、マジかよ。 広い。 食事時でないせいか、学生はそれほど多くないけど、うちの高校の体育館くらいの広さ。 どこだ? 栞? キョロキョロしていると、あとから走ってきた高部センセーに肩をつかまれた。 「ハァ、ハァ、速いな、おまえ。 でも、こっちじゃない。 栞が目撃されたのは上だ、行くぞ」 センセーは、入り口横の階段の方に俺を引き戻した。