でも、大学図書館、見たいんだよね。 それに、予備校のスケジュール上、私としては今日がいいんだよなぁ……。 いいか、ひとりでも! もともと、村上先輩は、私ひとりを誘ってくれたんだし。 いくら村上先輩が私を狙ってるって言っても、昼間からおかしなことしたりしないだろうし。 大学にだって、人はいっぱいいるだろうしね。 うん、大丈夫、大丈夫! 私は、ひとりで行くことを決め、綾音には『私のことは心配しないで。お大事にね』とだけ書いて、メールを返した。