そして、放課後。 私が授業中に書ききれなかった黒板をノートに写している間に、大輔くんは部活に行ってしまったらしい。 ……しょうがないよね。 明日、言おう。 そう、思っていたんだけど。 次の日も、話しかけようと思うと大輔くんが席を外していたり、誰かとしゃべっていたり、 結局、その週ずっと、私は大輔くんに声をかけられなかった。 言おうとはしたんだけど、でも、タイミングが悪くて……、仕方ないよね? そう言い訳して、私はムリヤリ自分を納得させることにした。