金髪王子2


でも、もうずっと、大輔くんとはちゃんとした会話してないし、言いづらいな。


どうしよう……。


教室に戻った私は、席を外している大輔くんの机を見て、こっそりため息をついた。





綾音がトイレに行くと席を立ったのと入れ違いに、大輔くんが教室に戻ってきた。


綾音に釘を刺されたし、大輔くんに言っておかないとな。


姿を目で追っていると、大輔くんは、友達に捕まって、おしゃべりを始めた。


今は話しかけづらいから、あとで言えばいいか。


そうこうする間に、午後の授業が始まってしまい、結局、昼休みには話しかけられなかった。