金髪王子2



あー、なんか嫌な予感。


でも、黙ってるともっとツッコんでくるだろうから、ここは……。


「あぁ、まぁな」


さらっと返事してスルーしようとしたんだけど、センセーはそうさせてはくれないらしい。


少し離れて座っていたイスを、俺のすぐ横に持ってきて、顔をのぞきこんできた。


「ふぅん。
で、どうなんだ、最近は?」


ったく。


ホント、こういう話、好きだよな、コイツ。